任天堂が10月8日に発売した「Nintendo Switch」用タイトル『メトロイドドレッド』。
たちまち話題となりイギリスでは最高の売上となったほか、動画サイトでは最速プレイや開発の想定外のいわゆるシーケンスブレイクが数多く公開された。
その数があまりにも多く、中でも目を引くのが最速プレイだ。今作はかなりボリュームがあり普通にプレイしただけ10時間、ボスなどで苦戦すればもっと時間かかるだろう。
※このゲームのクリア時のプレイタイムは、リプレイ時間は含まれない。
それを1時間28分でクリアしてしまう人が現れた。
そんな盛り上がりを見せている『メトロイドドレッド』だが既に次回作の構想が挙がっているという。メトロイドと言えば同時にレトロスタジオが開発する『メトロイドプライム4』も発売を控えているが、こちらは2019年1月の仕切り直し発表後、なんの情報も出ておらずゲーム画面すら見せていない。ただ開発は順調だという。
『メトロイドドレッド』はスペインバルセロナの開発会社、MercurySteam(マーキュリースチーム)が開発を担当。開発はNintendo Switchが発売した直後の2017年10月頃開始された。具体的にはニンテンドー3DS版の『メトロイド サムスリターンズ』の開発が終わった直後にすぐに『メトロイドドレッド』の開発がスタートしている。
『メトロイド サムスリターンズ』の開発もMercurySteamが担当している。
『メトロイドドレッド』の開発終了後、更に新作を作るのなら今から開発していてもおかしくないだろう。特にこの大反響ぶりだ。
ただ発売は2024年以降になりそうだ。
『メトロイドドレッド』はアクションゲームとしても非常に出来が良く「スーパーメトロイド以来の傑作だ」とファンの評価も高い。それに加えて緻密に作られたマップ構成ややり応えのあるボス戦、今作ではサムスを追いかけ回す「E.M.M.I」の存在など恐怖体験が出来る。正直難易度が高い場面も遭遇するが何回もトライすればクリアできないほどではない。
全てのボタンを使うのでゲーム初心者には相当な慣れが必要だが、慣れてしまえばサムスを自分と一心同体になったかのように操作できる。
メトロイドドレッドを遊んでいない人は是非これを機に遊んでほしい。
また過去の作品もMercurySteamにリメイクをしてほしいところだ(一部作品はリメイク済み)。
今回の『メトロイドドレッド』によって任天堂だけでなくMercurySteamの評価もかなりあがったはずだ。