Llama 2は、Meta(元Facebook)が開発した大規模言語モデル（LLM）です。Llama 2の主な特徴は以下のとおりです
Llama 2
https://ai.meta.com/llama/
Llama2 780B Chatbot(huggingface)
https://huggingface.co/spaces/ysharma/Explore_llamav2_with_TGI
- Llama 2は、開発者や組織が生成的なAIを搭載したツールや体験を作ることができるように設計されています。MetaとMicrosoftは、AzureとWindows上でLlama 2ファミリーのLLMをサポートすると発表しています。これは、開発者がAzure上で7B、13B、70BパラメータのLlama 2モデルを微調整して展開できることを意味し、モデルはWindows上でローカルに動かすことも可能です。
- Llama 2は、Azure AIモデルカタログに追加された最新のモデルで、基盤モデルのハブとして働き、開発者や機械学習の専門家が、既製の大規模なAIモデルを簡単に見つけて評価、カスタマイズ、そして大規模に展開できるようになります。
- Metaは、Llama 2の訓練済みバージョンと会話指向バージョンの両方を無料で提供しています。マイクロソフトは、コンテンツフィルタリングなどのクラウドツールで使用するために、Azure AIカタログを通じて利用できるようにしています。このツールはWindows PC上で直接実行することも可能で、Amazon Web ServicesやHugging Face のような外部プロバイダーからも利用できるようになります。
- MetaとMicrosoftは、ONNX RuntimeとPyTorchを一体化し、Azure上でPyTorchの素晴らしい開発者体験を実現する協力や、Metaが戦略的クラウドプロバイダーとしてAzureを選んだことから、AIに関する長年のパートナーシップが始まりました。
- MetaはLlama 2の次のバージョンをオープンソース化し、研究・商用利用に向けて無料で提供します。それにはモデルの重みと、事前学習モデルと会話微調整バージョンのスタートアップコードも含まれています。
- MetaとMicrosoftは、世界中のビジネスに利益をもたらす基礎的なAI技術へのアクセスを増やすオープンなアプローチを支持しています。
- Llama 2は、オープンサイエンスに対するMetaのコミットメントの一部です。Llamaのような小型で性能の高いモデルは、大規模なインフラにアクセスできない研究コミュニティの他の人々がこれらのモデルを研究できるようにし、この重要で変化の速い分野でのアクセスをさらに民主化します。
- MetaはLlama 2を使用するために直接料金を請求することはありませんが、様々なクラウドコンピューティング企業による有料のホスティングサービスとしてプログラムを販売する予定です。Metaの “優先 “プロバイダーとして、Microsoftが最初に市場に出ますが、Amazonや他の企業も提供を計画しています。
関連論文
Llama 2: Open Foundation and Fine-Tuned Chat Models
https://ai.meta.com/research/publications/llama-2-open-foundation-and-fine-tuned-chat-models/
