実行者 (地獄が呼んでいる 用語解説)

Netflixのドラマ「地獄が呼んでいる(Hellbound)」の用語「実行者」について解説。「地獄が呼んでいる」のキーワード説明や登場人物のまとめはこちらの記事をご覧ください。

ネタバレを含まない「実行者」の説明

告知(預言)をおこなうのが天使。死ぬことになる人の名前と死ぬ日時を伝える。
試演(実演)をおこなうのが実行者。告知した日時に地響きと共に現れ、告知された人を殺して地獄へ送る。

真っ黒で巨大なゴリラのような見た目。
身体の表面には黒い筋のようなものがうごめいている。
告知された時間に正確に現れる。
必ず3人一組で登場し、罪人をリンチして殺害する。
罪人が死ぬと3人で手から白い熱線を出し、死体を焼き尽くす。
その後、虚空に消える。

焼き尽くされた死体は、この世界に存在しない物質に変化している。
実行者の痕跡は足跡も含め、なにも残っていない。

ネタバレを含む「実行者」の説明

以下、ネタバレを含みますのでまだドラマをご覧でない方はブックマークをして視聴後にお読みになることをおすすめします。

実行者の身体は、自在に変化する。
例えば手が尖った刃物のようになって、罪人を刺殺したり、
ムチのようになって、罪人の脚に絡まって引き寄せたりといったことができる。

新真理会の初代議長チョン・ジンスは実行者によるリンチ行為を「神の御業(かみのみわざ)」だと説明していたが、実際は対象となるのは、罪人とは限らなかった。まったく罪を犯していない人間でも、試演の対象となった。

つまり、殺される理由は特になく、だれでも試演の対象となっていた。実行者は、人知を超えた超自然現象であり、誰が選ばれるのか特に理由はなかったのだ。

集団によるリンチの表現

ヨン・サンホ監督は会見で集団リンチを表現するために3人にした、と語っていた。
つまりこれらは集団によるリンチを表現している。

実行者は集団ではあるがそれぞれの個性が特にあるわけではない。
また、対象者を殺した後は、すぐに虚空へ消えてしまう。

実行者はリンチの中でも特に不特定多数によるネットリンチを表現しているものと思われる。

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